ロータリーエンジンは、通常のレシプロエンジンよりも高効率で少ない排気量で大きな馬力が得られる優秀なエンジン。

しかし、世界的に車会社で実用化したのはマツダのみ。

論理的に良いエンジンでも技術的には困難なエンジンであることは間違いない。

70年代には、国内メーカー4社ともロータリーエンジン搭載車両を開発したのだが、市販化までやり遂げたのはスズキのみ!!

 

製造販売期間は、1994~1996年のたった2年間で、約5000台が販売された。

車体デザインは、ジウジアローによるもの。

水油冷エンジンであることからどことなく同時代のGT750「ウオーターバッファロー」を彷彿させてくれる。

実際、GT750のパーツも流用されているらしい。

 

スピードメーターは、茶筒のようなものですごく特徴的。

しかし、後期型は通常タイプに改められた。

透明なカバー付は、開け閉めできる。

スピードとタコメーターなど車のスピードメーターのような形状をしている。

 

搭載エンジンは、水油冷式シングルロータリー(497cm3)で62PS/7.6kg-mの最高出力。

497×1.4=745ccで計算上では全然OKなのだが、監督官庁の許可が下りなかったため国内販売は断念して輸出のみのバイクとなった。

車ではOKだったのに、なぜバイクではだめなのか、、。

まぁ、お役所の石頭の役人を納得させるのは並大抵でない。

車同様に、スムーズなエンジン回転とトルクの出方がフラットで運転しやすかったのだが、ローターリー特有の燃費の悪さはどうしようもなく、オイルショックを乗り越えられなかった不遇の一台でもある。

日本国内で見かけるRE-5は逆輸入車になる貴重なバイクだ。